AIは今、日々飛躍的な発達を続けています。
私自身も、生成AIを利用しており、文章作成や情報取得など、すでに生活の一部になっています。
もはやAIは、私たちの暮らしに欠かせない存在になったと言ってよいでしょう。
しかし、便利さや効率化の裏側で、私は大きな不安を感じています。
それは「最新技術はまず軍事に使われ、軍事によってさらに進化する」という歴史的な現実です。
最新技術は軍事に向かう
インターネット、原子力開発、宇宙開発、GPS、ドローンなど、多くの技術は軍事研究から発展してきました。
AIも例外ではありません。
すでに世界各国では、AIを搭載した無人機、自立型兵器、標的識別システムの開発が進んでいます。
AI開発は想像を超える速度で進化しており、核兵器に加えてAI兵器が実戦配備される時代になっています。
最近、アメリカのトランプ大統領は、「AIフォース(部隊、軍隊)を創設する」と言っています。
もしAIが戦場で兵器の使用を判断し、攻撃目標を選び、発射まで行うようになれば、人類はこれまで経験したことのない戦争に直面することになります。
AIが人を殺す時代
AI兵器の恐ろしさは、感情を持たないことです。
どこまでも相手を追跡し、正確に攻撃する。
AIを使って人を殺しても、兵器そのものは罪悪感を持ちません。
そして操作する側の人間も、画面越しの攻撃であれば、心の痛みを感じにくくなります。
あるいは、攻撃して人を殺す判断そのものも、AIがする可能性があります。
さらにAIは、一度に何千発ものミサイル発射を統合制御することも可能だと言われています。
人間では処理しきれない速度で攻撃と防御が行われれば、戦争は「人間の判断」から切り離されていきます。
人間が、戦争を制御できなくなります。
AIロボット兵士の登場

近い将来、AIロボット兵士が第一線の戦場に送られる可能性も高いでしょう。
彼らは疲れず、昼夜を問わず行動し、人間より早く動き、高い運動能力を持っているでしょう。
銃弾を受けても即座には機能停止せず、正確無比に攻撃を続けるかもしれません。
人間の兵士であれば恐怖や迷いがあります。しかしAIにはそれがありません。
戦争が「人間同士の悲劇」から、「機械による効率的な殺戮」へ変わってしまう危険があります。
進化し続けるAI
最近では、システムの弱点を発見して攻撃方法を見つけ出す能力を持つとされるAIも登場しています。
もし国家インフラや原子力発電施設、通信網、電力網などの脆弱性をAIが次々と発見し、攻撃に利用されたらどうなるでしょうか。
日本はもちろん、どの国も完全ではありません。
今後、現在のAIを超える能力を持つAIが次々と開発されることはほぼ確実です。
「正義の戦争」という言葉は意味を失う
AIによる戦争になれば、「正義の戦争」という言葉そのものが意味を失うのではないでしょうか。
どちらが正しいかを主張して戦争を始めても、AI兵器による全面衝突になれば、都市もインフラも経済も社会も人間もメチャクチャに破壊されます。
勝者と敗者を論じる前に、世界そのものが壊れてしまう可能性があります。
結局、「何のために戦争をするのか」という問いに行き着きます。
人類が生き延びる道

私は、AI時代において人類が生き延びる道は、これまで以上に戦争と軍備拡張を抑え、国際協調と平和を重視する方向に進むしかないと思っています。
技術の進歩そのものが悪いのではありません。
問題は、その技術を人類が何のために使うかです。
AIをこれからも発達させるのであれば、人類が破滅しないために、世界に争いがなく平和であることが不可欠です。
AIが人類を豊かにする道具になるのか、それとも人類を破滅に導く兵器になるのか。
今、私たちはその選択を迫られています。
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