今回は、私が相続コンサルタントとして、どんな人のお役に立てて、どんな事でお役に立てるかについて書きますので、少しかたい話になるかも知れませんが、読んでくださいね。
どんな人のお役に立てるか?
私は相続コンサルタントとして、埼玉県所沢市やその周辺地域を中心に、相続のことが気になったり、悩まれていたり、困ったりしている方のサポートをする活動をしています。
活動の目的は、相続で大切な家族が関係が悪くなったり争いごとに巻き込まれる相続ではなく、笑顔にあふれる円満な相続を迎えてもらうためです。
私がお役に立てる人は、何十億円も資産を持っている大金持ちの資産家ではありません。
家庭裁判所の調停成立件数の割合をみると、遺産金額が1000万円以下で揉めているのが34%、1000万円超5000万円以下で揉めているのが43%、5000万円超1億円以下で揉めているのが11%となっており、実に揉めている方の約9割が遺産金額1億円以下の方です。
相続争いをしている人の4分の3は、遺産金額5000万円以下の殆ど相続税のかからない人達です。
相続の問題は、相続税の問題だけではありません。
むしろ、相続税が殆どかからない人の方が揉めています。
私が主にお役に立てるのは、すごい資産家さんではなく、中小企業のビジネスマンや役職者を退職されて、今後の親の相続や、自分達の相続のことが気になっている方やそのご家族です。
その他、中小企業の経営者の方の相続対策・事業承継対策や、私は不動産の仕事を30年以上やっていますので、
相続不動産を所有されている方のご相談にものることもできます。
相続財産として主な財産は、ご自宅だけの場合や、ご自宅と預貯金の場合、預貯金だけの場合のご相談が比較的多いです。
私は、お役に立てる人達が日夜どんな事で悩まれているか考え、ご相談があった時に丁寧にお話しをお聴きし、課題や問題点を見つけて解決策を提示し、問題が解決するまで一緒に寄り添っていきます。
家庭裁判所で調停をしている方のように家族同士相続で争うことなく、また争うまでには行かないが家族間で関係が悪くなったりすることがないように・・。
事前に準備や対策をすることで笑顔で円満な相続が迎えられるよう、相続の専門家として全力でサポートしていきます。
どんなことでお役に立てるか?
私は相続に関するご相談全般に対応していますが、主に認知症前の対策、相続前の対策の専門家として活動しています。
また、多種多様で複雑な相続問題を総合的に判断し、ご相談者ご家族の問題点や課題を見つけ、それらを解決する専門家としてお役に立つことができます。
相続が起きてから、認知症になってからでは、とれる対策は限られています。
民法第3条2(意思能力)には、「法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、その法律行為は、無効とする。」となっています。
相続対策には遺産分割対策、相続税納税対策、相続税節税対策、認知症対策が有ります。
具体的な方法には、生前贈与契約、遺言書の作成、家族信託契約、生命保険契約、相続時精算課税贈与契約、不動産売買契約、不動産賃貸借契約、不動産の有効活用、資産の組み替え、金融・投資商品の購入、任意後見契約、財産管理委任契約、死後事務委任契約、養子縁組、金融機関からの借入れなど、色々な方法が有ります。
これらは全て法律行為に該当するため、認知症になったら出来ないのです。
ですから、相続対策は認知症になる前(意思能力・判断能力が有るうち)にやる必要があります。
また、相続後には相続対策はほとんど出来ません。
相続後は、役所・年金事務所への各種届出や生命保険金請求、遺産分割協議、預貯金の解約・名義変更、不動産の名義変更、相続税申告、遺言執行などの相続手続きがメインとなります。
それと、相続の問題や揉め事には殆ど不動産が関わっています。
私は宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスターや一級建築士の資格を持ち、不動産の専門的な知識と経験を有していますので、もし不動産が絡んで問題になっている場合は早めにご相談いただければと思います。
円満な相続を実現するためには、『早め早めに準備すること』が何より大切です。
今回は私が相続コンサルタントとしてお役に立てることを書かせていただきました。
相続のことで少しでも気になることが有る方は、一刻も早く気軽にご相談くださいね。
きっと貴方のお役に立てると思います。