あなたは尊厳死宣言書というものを作られていますか?

私は昨年、尊厳死宣言公正証書を作りました。

尊厳死については最近割と知られて来ているのではないかと思いますが、人間が人間としての尊厳を保ったまま死を迎えることと言われています。

人間としての尊厳を保ったままの死とは、どういう状態なのかと聞かれると難しいですが・・・。

現代人は、すでに生物としての死期が来ているにも拘わらず、医療技術によって無理に生かされている状態が多く有るように思います。

私の義母の場合

私の義母は10年前位に亡くなりましたが、亡くなる前の数年間はもう意識が無い状態だったと思います。(本当に意識が全く無かったかどうか、本人でないので分かりません。)
点滴や胃瘻の栄養だけで生きていました。
本人はしゃべることもせず、動くこともしません。寝ているだけで、話しかけても反応しません。
(よく言われる植物状態と言われる状態ですが、植物に失礼なのでその言葉は使いません。)

このような状態で生きていて、本人は幸せなのかどうか考えさせられました。

私は出来るだけ自然な形で死にたいと思うので、その様な状態で生きることは望みません。
寿命が尽きたら死ぬ。それでいいのではないかと思っています。

尊厳死宣言公正証書

と言うわけで私は、尊厳死宣言公正証書を作りました。

尊厳死宣言の中では、「私の病気が不治の状態にあり、かつ死期が迫っており、延命措置を行なうと否とにかかわらず死に至り、そのような延命措置の実行が、単に死の過程を人工的に引き延ばすだけと診断された場合には、延命のみを目的とする措置は行なわないで、苦痛を和らげる措置を最大限執って、人間としての自然なかたちで尊厳を保って安らかに死を迎えることができるようご配慮ください。」と書いてあります。

私は死期を迎えた患者に対する最高の医療の形は、気持ちよく死を迎えさせてあげることだと考えています。

人間は今元気な人でも、いつ死に直面するか分かりません。

人によって様々な価値観が有りますので、尊厳死宣言を押しつける気持ちは毛頭有りません。
でも、一度考えてみられてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

吉野喜博

吉野喜博

1951年5月、広島県広島市生れ。現住所は埼玉県所沢市。
国立呉工業高等専門学校建築学科を卒業して、建築の企画・設計・監理業務に約30年従事する。
30年前位から不動産の仕事(ビル・マンション企画開発・販売、土地の仕入れ、仲介業務等)も併行して行う。
2008年から相続の勉強に本格的に取り組む。
2016年から所沢市にて、市民の方を対象に相続勉強会と相続相談会を開催している。
各所で、相続セミナーの講師および相続相談会の相談員を担当。

趣味:
所沢の米で日本酒を作る会の監事、日本酒を嗜むこと、カラオケ、韓国語の勉強。

保有資格:
NPO法人 相続アドバイザー協議会認定 上級アドバイザー、
一般社団法人 相続診断協会認定 上級相続診断士、 公認 不動産コンサルティングマスター、
相続対策専門士、 一級建築士、 宅地建物取引士、 ファイナンシャルプランナー