FPが「相続の主役」になる時代へ ~ スタディグループ講師でお伝えしたこと

先日、ファイナンシャルプランナーのスタディグループ「埼玉SG所沢」にて、勉強会の講師を務めさせていただきました。
テーマは「FPが相続の真の専門家として、相続の現場で選ばれる時代」。

これまで市民の方向けの勉強会は毎月開催してきましたが、プロの方々に向けてお話するのは今回が初めて。
正直なところ少し緊張もありましたが、それ以上に「何を話せばお役にたてるか」を意識して臨みました。

なぜ今、FPが主役になれるのか

講義ではまず、「なぜFPが相続の現場で主役になり得るのか」についてお話ししました。
大きな背景は二つあります。
一つは、日本の急速な人口減少と超高齢化。相続は今後ますます身近で切実な問題になります。
もう一つは、テクノロジーやAIの進化です。知識や手続きだけであれば、誰でも一定レベルまでは対応できる時代になってきます。
だからこそ求められるのは、「人に寄り添い、全体を俯瞰し、最適な道筋を示せる専門家」です。
ここに、全体が俯瞰できるFP本来の強みが活きてくると考えています。

相続の専門家としての「FPの価値ある役割」

続いて、FPが相続に関わる際の「価値ある役割」についてお伝えしました。
ポイントは三つです。
一つ目は、問題の本質を整理して明確化し全体の戦略を描くこと。
二つ目は、専門家同士をつなぎ、チームで問題を解決していく「団体戦」思考について。
そして三つ目が、家族会議の支援による合意形成についてです。

特に家族会議は、家族が集まる「場」作り自体に意味が有りますが、集まって話し合いをするだけでなく、「想いや考えを共有し、合意形成により未来を整える場」になれば素晴らしいという話をしました。
実際の受任事例も交えながら、どのような形で支援していくのかについてもお話しました。

講師をして気づいたこと

講義後には、
「顧客に丁寧に寄り添いながら進める姿勢が印象的だった」
「とても分かりやすかった」
「事例が身近でイメージしやすい」
といった感想をいただきました。

今回、講師を務めたことで、私自身もこれまでの取り組みを整理することができ、新たな気付きも得られました。
改めて、「何のために相続の仕事をしているか」という原点を再確認する機会にもなりました。

今回の講義が、少しでも会員の皆さんのお役に立てたのであれば、これほど嬉しいことはありません。
これからも、相続で悩む方々に寄り添いながら、実務と発信の両輪で歩んでいきたいと思います。


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お問い合わせ : 所沢相続サポートセンター – 相続の悩みを解決して、笑顔の相続を実現する相続コンサルタント (tokorozawa-souzoku.biz)

この記事を書いた人

吉野喜博

吉野喜博

1951年5月、広島県広島市生れ。現住所は埼玉県所沢市。
国立呉工業高等専門学校建築学科を卒業して、建築の企画・設計・監理業務に約30年従事する。
30年前位から不動産の仕事(ビル・マンション企画開発・販売、土地の仕入れ、仲介業務等)も併行して行う。
2008年から相続の勉強に本格的に取り組む。
2016年から所沢市にて、市民の方を対象に相続勉強会と相続相談会を開催している。
2022年4月に所沢相続サポートセンターを設立。
各所で、相続セミナーの講師および相続相談会の相談員を担当。

趣味:
所沢の米で日本酒を作る会の監事、日本酒を嗜むこと、カラオケ、韓国語の勉強。

保有資格:
NPO法人 相続アドバイザー協議会認定 上級アドバイザー、
一般社団法人 相続診断協会認定 上級相続診断士、 公認 不動産コンサルティングマスター、
相続対策専門士、 一級建築士、 宅地建物取引士、 ファイナンシャルプランナー