私は相続コンサルタントとして、「相続で不幸になる人をなくす。」ことを使命として活動しています。
相続で不幸になる人をなくすためにはどうすればいいか、について今回は書いてみます。

相続が家族に与える影響

相続は本来、故人の想いを受け継ぎ、家族の絆を深める良い機会です。
しかし、適切な準備がされていないと、家族が争い、精神に深刻なダメージを受けることがあります。

特に、兄弟姉妹が相続を巡って対立し、関係が悪化すると、その影響は次の世代まで及びます。
仲の良かった家族が遺産を巡って争い、結果として兄弟姉妹の縁が切れてしまうという悲しい現実を、私はこれまで数多く見聞きしてきました。
その影響は、兄弟姉妹だけでなく、その子供や孫の代まで続き、家族のつながりが断たれてしまいます。

生前対策の重要性

こうした悲劇を防ぐためには、生前の対策が何よりも重要です。
相続だけでなく、親の生前の問題についても、親が元気なうちに家族で話し合い、適切な準備をしておくことで、争いを未然に防ぐことができます。
但し、家族だけでは話し合いが出来なかったり、うまくいかないことが多いのも現実問題としてあります。
相続コンサルタントは、ご家族の話し合いのお手伝いも行っていますので、そんな時はお声がけ頂ければと思います。

円満な相続のためにできること

財産管理等委任契約書や遺言書の作成、任意後見契約や家族信託の活用、不動産の整理、認知症や介護状態になった場合の備え、財産の引き継ぎ方の調整など、生前にできることは多くあります。
しかし、それらの手続きだけではなく、「親の想いを受け継ぎ、家族の思いを大切にすること。」が何よりも重要です。
財産をどう分けるかだけでなく、家族が互いに納得し、感謝の気持ちを持てる形にすることが、円満な相続につながります。

家族の絆を守るために相続で家族が争うことなく、むしろ絆を深める機会となるよう、私はこれからも全力でサポートを続けていきます。

「相続で不幸になる人をなくす。」ために、ぜひ一緒に準備を進めていきましょう。

ご相談先

TEL : 090-5580-1050
Mail : yoshino-y0529@nifty.com

お問い合わせ : 所沢相続サポートセンター – 相続の悩みを解決して、笑顔の相続を実現する相続コンサルタント (tokorozawa-souzoku.biz)

この記事を書いた人

吉野喜博

吉野喜博

1951年5月、広島県広島市生れ。現住所は埼玉県所沢市。
国立呉工業高等専門学校建築学科を卒業して、建築の企画・設計・監理業務に約30年従事する。
30年前位から不動産の仕事(ビル・マンション企画開発・販売、土地の仕入れ、仲介業務等)も併行して行う。
2008年から相続の勉強に本格的に取り組む。
2016年から所沢市にて、市民の方を対象に相続勉強会と相続相談会を開催している。
2022年4月に所沢相続サポートセンターを設立。
各所で、相続セミナーの講師および相続相談会の相談員を担当。

趣味:
所沢の米で日本酒を作る会の監事、日本酒を嗜むこと、カラオケ、韓国語の勉強。

保有資格:
NPO法人 相続アドバイザー協議会認定 上級アドバイザー、
一般社団法人 相続診断協会認定 上級相続診断士、 公認 不動産コンサルティングマスター、
相続対策専門士、 一級建築士、 宅地建物取引士、 ファイナンシャルプランナー